
【協賛社インタビュー】オタフクソースが見つけた“もんじゃ”の新しい可能性。初の「サクラベツイン」出展で広がったプロモーションの輪
今回取材したのは、お好みソースをはじめとする調味料メーカーで知られる、オタフクソース株式会社・マーケティング担当の長谷川さんです。2025年3月に新発売された「ポイッと!もんじゃ」のプロモーション施策に、初出展の「サクラベツイン」を選んでいただいた背景を伺いました。
テレビとお寺の花見会「サクラベツイン」
名古屋市内の桜の名所・東別院を舞台に、毎年3月最終週にメ~テレが開催する春のお祭り。お花見グルメにお寺での音楽ライブ、全国屈指の人気店舗が出展するマーケットなど、多彩なコンテンツが展開され、若年層からお年寄りの方まで例年約3万人の来場者が訪れるイベントです。地域の風物詩として根付き出した、名古屋都心の“期間限定”お花見イベントは、春のプロモーション施策として企業の皆様に活用いただいています。
名古屋・サクラベツインで新商品のプロモーションを決めた理由
ーーーー今回、サクラベツインで試食・サンプリング配布いただいた「ポイっともんじゃ」とはどんな商品なのでしょうか。
長谷川さん(オタフクソース):本商品は、もんじゃの生地をフリーズドライ化しており、キャベツと水を加えて焼くだけでできる全く新しい形の家庭用もんじゃです。ホットプレートも不要で、フライパンで簡単調理ができ、お一人様から気軽に楽しめる商品です。
今回、名古屋でのプロモーション実施を決めた背景に、過去の商品売上の実績がありました。弊社の「お好み焼こだわりセット」が1番最初に売れ始めたのは静岡だったのですが、その要因に、東海エリアは「目新しい商品」や「手軽に本格的なメニューが作れる商品」を好む特性があると推測しました。まさに、本商品の特徴は、東海エリアの特性にもマッチしていると思ったんです。
また、「もんじゃ」と聞くとどうしても東京のイメージが強いのですが、東海エリアの他メーカー様が、東海エリアの店舗でもんじゃ焼セットを販売しているということは、名古屋でもんじゃ焼の需要がまだまだあると考えていたことも大きかったです。
今回は新商品として3月発売が決まっていたので、3月末の「サクラベツイン」は時期的にもちょうど良かったですね。発売して1ヶ月ぐらいで店頭に並ぶ可能性が高いので、出展時は商品が並び始めたぐらいのタイミングでした。
ーーーエリアの特性・開催時期がプロモーション施策としてマッチしていたのですね!イベント出展時には、どんな施策展開を意識されていたのでしょうか?
長谷川さん(オタフクソース):
通常のもんじゃ焼セットは、様々な食材や調味料のキットを活用することが多いです。本商品はフリーズドライという今まで見たことのない商品で、手に取って使ってもらわないと良さが伝わりづらいので、実際に体験できる施策や、口コミ・SNS投稿など波及効果の高い施策を実施する必要があると考えていました。そこで、今回は試食体験だけでなく、SNS投稿/フォローでサンプリングがもらえる施策を実施しました。
出展を通してわかった意外な発見。若年層へのリーチも。
長谷川さん(オタフクソース):
今までのもんじゃ焼は「ホットプレートでみんなでワイワイ」というところを、今回は「フライパンで少人数で簡単に食べられる」ことをコンセプトにしてるので、社会人になりたての方や若いご家庭がターゲットでした。
ちょうどサクラベツインでは、音楽好きの若い方が多く集まっていた音楽ステージ近くにブース出展していたので、ターゲット層はマッチしていたのですが、コアな音楽ファンの方には、私たちの商品に興味を持ってもらえるのかなと不安に思っていたんです。ですが、20歳くらいの男性の方が「今日はこれを夜ご飯にしよう!」と喜んでくださったりと、若い方の生の声を聞く機会が持てて嬉しかったですね!
また、「もんじゃ焼」の名前は知っているけど、食べたことのない方が意外にも多いことがわかり、未体験の方にアプローチするきっかけにもなりました。
長谷川さん(オタフクソース):
今回、イベント当日の朝中継でも紹介いただいたことで、「テレビで見て来ました!」と言う方も非常に多く、2日間のサンプリング配布分を1日目で配布終了してしまい、追加調達していました。
SNSを活用した施策だと、狙った層には届きやすいですが、幅広い年代の方に知ってもらうのは難しいです。多くの方に「オタフクがもんじゃの新商品を出している」という情報だけでも届けたかったので、今回テレビの力を借りた告知ができたことも大満足でした。
イベント終了後の反響も
長谷川さん(オタフクソース):
テレビで紹介いただいたため、バイヤーや店舗の担当者の方にも商品を認知してもらうことができたので、イベント後は営業担当による販売営業のしやすさにも繋がっていると感じます。弊社の営業メンバーに「こんなプロモーションでは売れないよ」と思われたら売れなくなってしまうので、そういう意味でもテレビで紹介した効果は大きかったです。
リアルイベントの価値は“伝わる体験”
今回、オタフクソース様が初出展を果たした「サクラベツイン」。発売時期とのマッチ、地元とのつながり、家族や若者が集まる空間、そして地上波との連携。そのすべてが「気軽にもんじゃを試してもらう」きっかけを作ることに繋がりました。
ただサンプリングするだけではなく、“手に取って・体験して・持ち帰って・話題になる”という一連のストーリーが生まれるのが、リアルイベントの醍醐味です。
「ドデ祭」だけでなく、メ~テレではリアルイベントのプロモーション施策として活用できるブース出展やサンプリング、テレビ局のメ~テレだからこそできる、地上波との連動施策のご相談も承ります。
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