十分な人材の確保が年々難しくなっている今日、自社の認知を拡大する施策を検討している企業も多いのではないでしょうか。まだ自社を知らない求職者に深く良さを知ってもらうためには、採用イベントがピッタリです。
こちらの記事では、採用イベントを実施するにあたってのメリットやデメリット、イベントの種類、成功させるポイントを紹介します。
採用イベントのメリット
採用イベントを行うメリットとして、多くの求職者に直接アピールできる点が挙げられます。優秀な人材を確保するには、まずは企業のことを知ってもらうことが重要です。
採用イベントでは、単に広告を掲載する場合とは異なり、直接求職者に自社の強みや魅力を伝えられます。さらに、求人媒体だけでは出会えないような人にも直接アプローチができ、採用コスト削減も狙えます。
採用イベントのデメリット
採用イベントはメリットが多い一方で、効果的なものとするには配布資料や講演の準備など、かなり時間がかかってしまうのも事実。どのくらいの人を集客できるかは予測が難しく、準備にかけた時間に見合うだけの成果が得られないと、かえって採用活動の効率が落ちてしまう点には注意が必要です。
採用イベントの種類
一口に採用イベントといっても、その種類はいくつかあります。自社ではどのような採用イベントを行いたいのか検討し、そこへ向けて準備するようにしましょう。
採用イベントは、大きく「合同会社説明会・個人別会社説明会・業界特化型企業説明会」の3つに分けられます。
自社を最大限にアピールできそうな採用イベントを選ぶのがポイントです。
種類①合同会社説明会
より多くの求職者と出会いたいのであれば、合同会社説明会がおすすめです。
大手企業が開催するような合同会社説明会には、新卒から中途で転職を考えている人まで幅広く来場します。大手企業が開催しているということもあり、単独開催するよりも多くの来場者が見込めます。さらに、別の企業目当てで来場した求職者とも話ができる可能性があることも合同会社説明会のメリットと言えます。
ただ、多数の企業が参加しているだけに、認知度の低い企業の場合は埋もれてしまう危険性もあるので、イベントの企画を差別化させることが重要です。
種類②個別会社説明会
自社が単独で行う採用イベントを、個別会社説明会と言います。ある程度知名度があり、毎年志望してくる求職者が多い場合は有効です。
しかし、知名度が低い企業の場合は集客に苦戦する恐れがあります。せっかく自社を知ってもらおうと資料やノベルティを準備したとしても、見込んでいた数の人と接することができずに終わってしまう心配もあります。
自社の立ち位置を客観視し、単独開催では集客が難しいと判断した場合は合同会社説明会に参加するのがおすすめです。
種類③業界特化型企業説明会
建設業、ITなどと特定の業界に特化したイベントを、業界特化型企業説明会と言います。
企業によっては、ある程度自社で働くうえで必要な資格取得をしている人や興味関心を持っている人を希望している場合も多いでしょう。業界特化型の企業説明会を行えば、業界志望度の高い学生と接点が持てるため、よりやる気がある人材との出会いが期待できます。
しかし、多くの同業者同士が集まる分、大手の有名企業と比較されやすい傾向があるので注意が必要です。何も工夫がないと埋もれてしまうおそれもあるため、自社独自の魅力を強く打ち出す必要があります。
オフラインイベントとオンラインイベントの違い
昨今では対面だけでなくオンラインでのイベント開催も増えてきましたが、オンライン・オフラインではそれぞれメリット・デメリットが異なります。
求職者とより深く関わり、肌で自社の雰囲気を感じてもらうには、オフラインイベントがおすすめです。どんなに映像で理解したつもりになっていても、オフラインと比較すると得られる情報量は限られます。言葉や映像だけでは伝えきれない自社の雰囲気などを特に感じてもらいたい場合は、オフラインイベントへの参加を検討するのが良いでしょう。
一方、オンラインイベントを活用するメリットは、出展社・参加者ともに参加のハードルが低い点です。交通費や時間の負担が少ない分気軽に参加できるため、オフラインよりも参加者が集まりやすい傾向にあります。
参加者数に重きを置きたい場合はオンラインイベントがおすすめです。
採用イベントで効率的に人材を獲得するポイント
採用イベントを成功させるには、いくつかのポイントがあります。
ポイント①採用計画を立てる
漠然と自社に優秀な人材が集まってくれればいいと願うだけでは採用イベントは成功しません。
まず具体的な採用計画を立てる前に、過去の採用実績と、今後の自社の事業計画をもとに課題を整理することが重要です。どんな人物像を自社では求めているのか、採用予定人数やターゲット層などを細かく決めておきます。
その上で採用計画をしっかりと考えておくと、その人数や求めている人物像などに合わせた準備に取り掛かれるようになり、集客も効率的にできます。
ポイント②目的に合った採用イベントを選ぶ
先ほどご紹介した通り、一口に採用イベントと言っても様々な種類があります。重要視するポイントや自社の立ち位置を踏まえ、目的に合った採用イベントを選ぶことが大切です。
あまり自社の知名度がなく、個別で求職者を集めようと思っても難しいと感じたら人が集まりやすい合同会社説明会を利用しても良いでしょう。ある程度求職者を集められそうで、自社の企業理念や方針など深く理解してもらいたい場合は、個別会社説明会を開催するのもおすすめです。
求める人物像や採用目的に合わせてイベントを選びましょう。
効率的な人材採用にはテレビCMもおすすめ
多くの人は、どこかで聞いたことのある企業には安心感を覚えます。全く知らない企業よりも、普段から購入している食品や日用品などを作っている大手企業だと思うとそれだけで安心してしまうものです。
さらに、認知度を上げることはイベントの集客においても重要です。そして、認知度の向上にはテレビCMがおすすめ。何気なく付けていることが多いテレビでのCM放送によって、自然と視聴者に商品名や社名を覚えてもらうことが出来るのです。
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